そろそろ雪が降りそうな様子を肌で感じ取ります。
「冬がはじまるよ」を聞きたくなる頃になりました。
「ゲレンデがとけるほど恋がしたい」5年以上ゲレンデに行っていない河端です。
恐ろしく夜が寒いです。そんな中でも半袖短パンで練習をする勇者たちを本当に尊敬します。
冬の風物詩
毎年恒例の冬の選手権の時期がやってきました。
今年はリオのOB・OGが所属する高校が全国大会に出場することもありいつもと違う視点で観ることが出来ます。
インターハイや選手権。巣立って行った選手たちの姿をテレビの画面越しに観ることは指導者やっていても初めてぐらいの経験なので本当に楽しみです。
直接観戦も考えていますが男子は関東方面・女子は兵庫県なのでどちらかはテレビ観戦になる予定です。
とにかく残り少ない期間を精一杯走り切ってほしいと思います。
様々な視点
指導者という立場に立って試合を観戦すると観ようとするところが少し変わってきました。
「あの選手はうまいな」ぐらいで終わっていたことが「どうやったらそんなプレーが出来るんだろう?」「普段のトレーニングで何を意識させているんだろう?」
一観客で「すげー!」って言うてた頃から変わったこと。
保護者の方が試合を観るのとサッカーをしていた・している選手が観るのと観るところや見え方が違うように指導者もまた違う視点でサッカーを観ているんだなと感じます。
スカウトの方もまた違う視点で観ているんだろうと思います。
野洲VS聖和学園
去年の選手権12月31日は「テクニック対テクニック」のBIGカードが行われました。
この試合は選手権1回戦とは思えないほどの観客数、その数1万5千人!
その中には指導者やスカウト、そしてテクニカルな試合を楽しみたいサッカー関係者の方などが会場に沢山。
それほどサッカーをする人、観る人、伝える人が「技術・テクニック」を求めているという事。
時にはゆっくり、時には素早く、しっかりと相手を観て、駆け引きをしているからこそ生まれるサッカーの本当の醍醐味。
小学生・中学生の現状
小学生の現場でも、中学生の現場でもまだまだ少ない駆け引き。
蹴って走れば結果もついてきやすいですが失うものもある。駆け引きなしに戦える年代が終わるのは目に見えています。
日本代表も身体能力では決して海外の国に勝つことは出来ません。
だからこそ駆け引きや技術で勝ちに行くことが重要だと感じます。
今勝つためにやるのか、その選手がその先もサッカーを続けるときに大きな価値をもたらすためにやるのか。
目先の勝ちに一喜一憂せずコツコツやり込んで成長してもらいたいと思います。