こんにちは!スタッフの河端です。
夜が急激に寒くなり良い感じに夜走れそうになってきました。自分の試合のためにも走りこみたい時期です!
今日はそれぞれの立場、役割について。
そろそろ公式戦メドレーがやってきます!中学2年生、小学5年生の新人戦や小学4年生のハトマーク本戦、レディースのU15女子フットサル、そしてU15リーグの終盤戦。
目白押しです!
そこでよく目にする光景、逆に気をつけなければいけないなと思うことを書きたいなと思います。
ジャッジはレフェリーに。
コーチングはコーチに。
応援はサポーターに。
それぞれにそれぞれの立場、役割があります。
我々コーチが審判のジャッジについて異論を言うのは立場を超えている。(言いたくなるのはグッと我慢)
コーチが選手を応援するのもおかしい。笑
サポーターがコーチングしてしまうのも変。
リオペードラは親御さんに試合の運営のお手伝いをお願いすることはほとんどありません。
なのでお互いがお互いの立場で役割を全うできる環境にあります。
しかしこれが難しいであろう、その他チームは親御さんにお手伝いをお願いしている分、その役割を超えたところまで口を出したり、手助けしたりが見受けられます。
小学生年代はきっと見ることでしょう。新人戦では特にあると思います。
例えば、ゴール裏に張り付いて子供に指示を送る、サッカー経験者のお父さん。
子供よりもむしろ大いにファイトしすぎてレフェリーへのジャッジに異論、若しくは勝手に「ファール!!」とジャッジ。笑
スタッフでもないのにベンチすぐそばまで張り付いて子供の様子を見守る夫婦。
我が子のみを応援する人。
など、どれもマナー違反。
個人的にはたとえ練習試合であろうと親と子の接触はなるべく避けたいと考えています。
子供への手助けはその時は子供のために良いことをしているように思えますが、長い目で見れば甘えや依存を作り出すマイナス。
案外子供だけで出来るものです。
去年の夏に当時の小学1,2年生をつれて押水へ遠征に行ったときもテントを自分達で張ってました。
途中で指詰めて、血を出して泣いてましたが。笑
もちろん時間はかかるけど、そのモタモタするのを我慢して見守ることも大事。
子供にとっては大事な経験です。
弁当忘れても同じ。子供は何とかします。
分けてもらったり、ばれない様に買ってきたり、我慢したり。笑
そして散々いじられたり、怒られたりします。たぶんその時は恥ずかしいし、嫌だろうから嫌われると思います。
しかしそういう思いを絶対にしたくないだろうから忘れ物は減ります。
逆に届けて怒っても別に響きゃしません。その場でごめんって言って終わりです。
忘れても届けてくれるやって勝手にそういう思考回路が出来上がります。
「忘れ物したらマジで持ってきてくれねぇ」って思わせないと危機感もって荷物管理できないですからね。
クラブにはクラブのルールがあり、そこには狙いがあります。リオも暗黙のルール的なものがあります。
サイドコーチングはしないとか、親の介入はしない、子供からの接触をさせない。など
まぁそもそもサイドコーチングできない距離まで離れて観戦すれば介入もしないし、子供が接触してくることも減ります。
子供にとって親は絶対に裏切らない最強のサポーターです。
しかしそれが甘えに繋がったりすることもしばしばあるので注意が必要だなと思います。
最後に誰かを頼って自分は足を止めたりして粘れない。
ギリギリの競り合った試合を取りこぼす。
そういう甘いチームによく観られる光景です。
そういうチームの選手がよく口にすることは「お母さんが・・・」「お父さんが・・・」
サッカーしているのは自分自身なのにそういうところで誰かに責任を負わせたりする。自立できない選手になってしまう。
リオは基本的に選手だけで出来ることはすべて選手だけでやってもらいます。
わざと一緒にしたり、あえて何にもしなかったりするので「なんでシュートコーチは何もしないんだ?」みたいに思っている方もいるかとは思います。
サッカー以外の成長が確実にサッカーに繋がっている。なのであえて時間がかかっても選手にやってもらいます。
厳しいことを常に選手に要求したりします。なので河端を嫌いな方もいると思います。
大事に育てた我が子を「闘えてねえ」「弱い」「甘い」など厳しい言葉飛ばしまくっているから当然だと思います。
選手を一人の人間として成長して欲しいという思いでやっています。
それが自分の役割だと信じてこれからもやっていきます。
それぞれの適切な距離で選手の成長を見守れるチームでありたいと思います。
そして笑いも自分の役割。笑