こんにちは!スタッフの河端です!
今年度の締めくくりに向けてラストスパートをしています!
今回は常日頃感じていることです。
練習
ヒロシコーチのブログにもありましたが、とりあえず「試合」をしたい。
そういう選手は多いと思います。自分もそうでしたから。笑
練習は何故やるのか。
大多数の選手は「上手くなる為」と答えると思います。
リオでサッカーをすることを決めた選手の多くが「個人技術を向上したい」「人間として成長したい」という思いを持ってサッカーをしていると思います。
リオでサッカーをしていなくともサッカーをしている子の多くは「上手くなりたい」という気持ちを持ってサッカーをしていると思います。
しかし口ではそう答えるけど、プレーで、練習している姿勢で「上手くなりたい」そう応える選手は少ないのが現状です。
飽きて適当に済ませる。もう出来たことがあるからばれない程度にやっておこう。
コーチ陣からは見えないようで見えています。
練習の中にこそ大事な事がある。
そうでなければ基礎練習なんてやる必要がない。
土台と積み上げ
基礎だけやっていればいいのかというとそうでもないです。
すべてはバランス。
「サッカーが上手くなる」と「ボールの扱いが上手くなる」は違います。
サッカーは遊びの中で生まれる発想が大事。
子供の悪戯や大人をからかうような行動、言動の中にもサッカーに大事な事が詰め込まれていると思います。
「サッカーの試合に勝つ」と「サッカーが上手い」も違います。
サッカーに結果だけを求めてしまっては個々の成長などは決してありえない。
ジュニアの現場ではまだまだ観られる光景。
ジュニアでスーパーだったあの選手はどうしてる?どこいった?みたいな現状。
積み重ねたものが薄く、狭いものであればその選手の将来は明るくないのは想像がつきます。
結果を出しているスーパーなチームにいたあの子はどうしている?同様の事が言えます。
選手自身が「あのチーム強いから」という理由でチームを選び、何故そのチームは強いのか?上手いのか?を理解してないとその子の成長はありません。
一つ一つの練習や試合にテーマを持ってしっかりと取り組み、日々自分自身と向き合わない限り求めている未来を手にすることは出来ません。
練習や試合に求めるものを「勝つ」だけではなく個々がプラスαの「今日は〇〇を絶対に出来るようにする」「今日は〇〇を意識してプレーする」等のテーマを持って取り組める力を選手にしなければいけないと感じます。
サッカーに必要な基礎、知識、発想など
その土台を広げ、個性を積み上げていく作業。
簡単に上手くなるはずもないし、なかなか目に見える成果は出てこないもの。
それでも辛抱強く、コツコツと広げて積み上げていこうと自分自身も思います。