スタッフの鳥居です。
早くも12月。
今年もあと1ヶ月。
この何年か1年がめちゃめちゃ早く感じます。
また書きますと言っていたU-15加賀のトップリーグ最終節。
皆様ご存知の通りではありますが、残念ながら最終節で引き分けに終わりあと僅かの所でタイトルに手が届きませんでした。
そしてフットサル大会も準優勝。
勝負の世界は厳しさを教えてくれますね。
今回の試合で感じたのは何かを懸けた戦いに対して、いかに平常心を保っていつもどおりできるかという事。
らしくやってきた事は出せたと思うが、所々でいつもだったら起こりえない事が連発していた事。
平常心でいつもどおりやることの難しさを感じたのではないかと思います。
リーグ戦では勝てば優勝、2点差でのリードという経験をしたのも彼らのサッカー人生で初めてではあったと思う。
石川県の中でこの経験が出来たのはうちの選手しかいない。
経験したくても出来ないチームが大多数。
こういう経験を出来たことに対して感謝してほしいと思う。
この経験をこれからのサッカー人生に生かしてほしい。
いくら技術があっても勝負どころで発揮できなければ宝の持ち腐れでしかない。
本当に活躍する選手はどんな状況でも結果を残せる選手ではないかと思います。
あと一歩のところで掴めそうで掴めなかったのは、単純に言えば何かが足りないから。
これからの人生で何かを探して欲しいと思う。
今回の3年生は2年時の新人戦、北信越デベロップ、リーグ戦、フットサル大会と4つの準優勝。
なかなか出来ることではないと思います。
新人戦から1年とちょっとの期間で4つの準優勝という結果で結果だけを見たら勝負弱いと見られるかもしれない。
ただ勝ち上がるまでの道のりを見ると勝負強さを発揮している試合が多くありました。
人は表面の悪い部分しか見えていないことが多いが、実際しっかり見れば本当の姿を分かって頂けると思います。
新人戦準決勝での劣勢から同点に追いついてのPK戦での勝利。
北信越デベロップカップ準決勝での1-2から10分で3点を奪い逆転した試合での勝利。
リーグ戦で新人戦で圧倒されたチームに開幕戦でのリベンジと終盤戦で0-1から3点奪い逆転した試合での勝利。
フットサル大会2次リーグ最終戦で前半終了間際のアクシデントにより1-2になってから後半2点奪い逆転した試合での勝利。
試合に勝ったシーンしか書いていないが、ほんとらしく戦ってくれた試合ばかりでした。
今年1年心を熱くしてくれるような試合を沢山してくれて、観戦に訪れた方に多くのものを与えられたのではないかと思います。
色々な状況に置かれてもチーム全員で立ち向かい、時には残念なこともありましたが、見ている方に多くのインパクトを与える事ができた選手達であったと思います。
彼らの活躍でクラブとしても石川県だけではなく、サッカーが盛んな、関東、関西やそれ以外の地域の方にもリオペードラの事を知って頂いたのも事実です。
そして何より下の世代にチャンスを与えるきっかけを作ってくれました。
これからサッカーで県外で勝負する選手もいれば、受験勉強に励む選手もいます。
様々な環境ではあるが、ひと冬越えて成長した彼らを3月に見れる事を楽しみに待ちたいと思います。
最後に保護者の皆様へ
毎試合多くの皆様が応援に駆けつけて頂いてありがとうございました。
そして毎試合選手を送り出して頂きありがとうございました。
お陰様で毎回充実した時間を過ごす事が出来ました。
今後の彼らの成長に期待したいと思います。
今年1年の激闘を物語っています。