こんにちは、西田です。
リオでの練習ではリフティングを行っていますが、リフティングは意識高くコツコツと取り組んでいけば絶対にできるようになります。
リフティングを通して技術だけではなく、沢山の事を知る事ができます。
リフティングをしていて、ボールが地面に落ちる瞬間というのは、あっという間。
それと同じように、サッカーの質が落ちるのも、あっという間。
上がるのは難しいけど、下がるのはすぐ。出来てるつもり、やれるつもり、周りに流され、言い訳して、自分に逃げて、それで、上手くなれるなんて大間違い。
中心がブレた中で、本当の成長はないです。
「自分の考えはこうだから」、「これ以上は出来ない」、「今から始めても無理」、「自分にはそれだけの力がない」、「これくらいでいい」、「しょうがない」…
自分で自分の枠を決めて、自分に言い訳してしまうことって、誰でもあると思う。
自由な発想で自由にプレーするには、最低限、誰よりも高い技術と判断力がなければいけない。
楽しんでプレー出来るには、楽しんでプレー出来る実力がなければいけません。
自分より劣る選手達の中で、「高み」を目指さないで、好き勝手プレー出来るのが「自由」や「楽しい」というのなら、それもまた人それぞれの考え方かもしれない。
ハッキリと言えることは、そんな中には、絶対に「成長はない」ということ。
本当の楽しさが「乗り越えること」や「困難に立ち向かうこと」など、「チャレンジすること」、「努力すること」という「プロセスの意味」を感じられるかどうかは、これから先の人生にも大きく影響するでしょう。
上手くなることがどれだけ大変で、その中で努力し、それを乗り越えた時の清々しい気持ちを知らなければ、サッカーだけじゃなく、すべてに対して言い訳して逃げることになる。
メッシは誰よりも自由にプレー出来る実力があるけど、誰よりも大きなことに立ち向かい、誰よりも大きなプレッシャーの中にいるのだと思う。
メッシは今でも「上手くなる」ための努力をしているということを知らないといけないんだと思います。
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