小3大阪遠征

スタッフの鳥居です。
絵日記的な感じもそろそろ終わりに近づいていますが・・・

もう1ヶ月前の事になりましたが、小3が大阪遠征に行った時の事を書きたいと思います。
裕士コーチからも様子は投稿されていますが、私からも別の切り口から投稿しようと思います。

春休みは1泊2日での遠征でしたが、今回は2泊3日での遠征となりました。
理由としては出来るだけ多くの時間を子供達同士で過ごす事でチームで行動する事での協調性を養う事、親元を離れて何事も自分達でやる事、多くのチームとの交流を通じて受ける刺激を受けることを目的としています。

もちろん日中のサッカーも頑張ってほしいですが、私が特に重要視してみているのがサッカー以外の行動です。
まず気持ちのいい挨拶が出来ているか。
言われないとできない子が殆どですが、意識すると徐々にやる子が増えてきました。
前回のブログでも書きましたが、やらされてするものではありませんが、出来ないうちはまずはやってくれるように言い続けます。

まだまだ小3。自分からという子が少ないですが、これが普通になるように遠征だけではなく、日常生活でもやってほしいと願います。

あとは簡単に質問してくる事。
一番多いのが「コーチ、トイレ行って来ていいですか?」です。
トイレに行きたいのは誰でしょうか?聞いてきた自分ですよね。
意外といいよって言ってしまう大人が多いものですね。
ただここから自分で判断する事の第一歩が始まっている気がしています。

中学生でも入会してきて早々の子が多く聞いてきますが・・・
サッカーは最後の判断の決断はピッチに立っている自分ではないでしょうか?
それなのに普段の生活から自分で判断する事を習慣としていない子は試合でも顕著に現れます。
最近小学生を見ていて一番思う事です。

私は敢えてそこで困らせます。
「駄目といわれたらどうするの?」と聞きます。
困らせると言ったら聞こえが悪いかもしれませんが、ここに自分で判断して行動するという成長のヒントがあると思っています。言葉の使い方も覚えますよね。
些細な事かもしれませんが、成長する為のヒントは転がっているものだなって思っています。

あと同じ事を数秒前にコーチに答えているのに、近くにいて数秒後に聞いてくる事。
聞けば簡単に解決しますよね。
ただ簡単に解決する事によって弊害も多くあると思います。
まずは考えなくても教えてくれるから大丈夫やろって思う子も多くいるのではないでしょうか?

日頃の習慣の積み重ねが遠征では顕著に現れるものですね。
春休みの遠征は1泊2日でしたが、今回は2泊3日。
後半はボロが出てきます。
それでいいんです。
ここにも成長のヒントがあります。

遠征中、色々な失敗がありました。
チームで行動しているので、人の事と思ってほしくはないので敢えて皆で解決方法を探りました。
ただ小学3年。まだまだ難しいですよね。10言って1、2でも響いてくれていればいいかなって言うくらいで話しをしています。
同じ失敗があったら繰り返して話すの繰り返しですが・・・

こんな繰り返しで少しづつ成長していくものです。
遠征中も小さな成長は多く見る事は出来ました。

親元を離れて一人で何でもやらなければいけない環境に置かれて、子どもだけの世界で成長するんですよね。
遠征から帰ってきて改めて成長を感じる事が出来ます。

遠征中の試合観戦は大いに大歓迎ですが、私達スタッフは自立出来る様にサポートしていきたいと考えています。
子供達だけの世界で頑張っているお子さんを見守っていただければと思います。

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