中日本インターシティカップその3

スタッフの鳥居です。
9月も後半に差し掛かり夜になると肌寒くなってきました。
中日本インターシティカップの続編を今日も書きたいと思います。

残念ながらあと一歩の所で決勝トーナメント進出を逃したその夜にまたしても神様はいたずらをしてくれました。
それは夜の監督会議での事。
私は比較的早めに到着して席を選んで座りましたが、偶然にも隣の席には今日対戦したヴィアティン北勢フットボールクラブの監督さんが座る事となる。
この偶然がこの後数分後に偶然じゃない事に。
組合せ抽選前に大会本部より予選リーグで対戦した組合せが、順位決定トーナメント1回戦でも同じ対戦があり得ると説明がありました。
2013-09-19 14.58.29
上の結果表から見ると予選リーグ1位と2位の中の1、2位のチームが決勝トーナメントになります。
予選リーグ2位の中の3位から6位と予選リーグ3位の中の1位から4位のチームが9位決定戦になります。
予選リーグ3位の中の5、6位と予選リーグ4位のチームが17位決定戦になります。
この成績から見るとホントあと一歩でした。
手がかかりそうでかからないといった所ですかね

また石川県のヘミニス金沢さんもギリギリで同じトーナメントに滑り込んできていました。
ここにきて石川対決をやるのもなぁって思っていました。
抽選の順番は成績順で2位のチームは1回戦で当たらないように抽選すると説明がありました。
当たる確率は4分の1かぁ、意外と確率高いなぁと思いました。

抽選の順番は成績順になり、9位決定戦のチームの中で一番成績が良かったリオペードラが一番最初に引くことになり、くじを私が引きます。
その後も順番に各チームがくじを引いていきます。
2位の各チームが引き終わりその後3位のチームがくじを引きます。ここから対戦相手が決まっていきます。
ますはセレッソさんが引きます。せっかくの機会なので真剣勝負で対戦したいなって思いはありましたが、残念ながら別の山に入ってしまいました。残念。
次は私の隣に座っていらっしゃったヴィアティンさん。引いたくじは・・・
2013-09-19 14.58.45
なんと今日の午前中に対戦したヴィアティン北勢フットボールクラブさんとの再戦が決まりました。
ホント神様はイタズラをしてくれるんだと・・・
決まったあとは何でまたって思いましたが、今日の試合を思うと劇的な勝利ではあったが、いい意味で今日出た課題を解決出来るか。
同じ相手に対して相手を知った中で自分達でミーティングをし、いい準備をして試合に臨めるか。
昨日出来なくて後悔した事に対するリベンジの機会を与えて頂いたと勝手に思ってしまいました。

こんなこともあるんだなって思った大会2日目の夜でした。

9位決定戦1回戦は昨日の第1試合で対戦した三重県のヴィアティン北勢フットボールクラブさん。
昨日の経験を踏まえてどう戦えるか?
昨日のリベンジに燃える相手チームに対して何処までいなせるか。
この試合、昨日まで途中出場のみだった選手が初めてスターティングメンバーとして試合に出場しました。
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立ち上がりの入りは昨日よりは良かったが、前半5分、些細な所から相手8番の選手にドリブルで仕掛けられ、この試合も先制点を奪われてしまう。(0ー1)
ここから昨日よりも良かったのが、相手がボールを回してくるが、ボールを取りに行った時に取りきれた事、球際で負けていなかった事です。ボールを奪ってからゴール前まで運ぶ機会が少ないが、相手の攻撃にうちの選手も慣れてきてお互い膠着状態が続き前半を0ー1で終える。

後半も膠着状態続き時間だけが過ぎていくが、後半25分前後ぐらいから相手チームのベンチから昨日の事を思い出すような指示が出る。
私自身ベンチで見ていて、相手のディフェンスラインの表情を見て見えている所が少ないので出し所がないのかなって感じた。

またしても終盤にきた所でゴールが生まれる。決めたのはまたしても
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後半27分相手右サイドでパスカットをして少しドリブルをしてペナルティエリアの外からミドルシュートを打つ。
打った瞬間に雄叫びを挙げる。
ボールは弧を描いてゴールに吸い込まれて行くように入る。(1ー1)

昨日の終盤に似たような得点ではあるが、1点は1点です。
この後は昨日のリベンジ燃えるヴィアティンさんの猛攻を凌ぐ。
試合終了間際に昨年の新人戦準決勝のPK戦で活躍した
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を交代で投入して試合終了。
大会規定により勝負はPK戦に突入。
コイントスの結果リオペードラは後攻となる。
蹴る順番は選手が話し合って決めてありました。

1人目は先に相手選手が決めてうちのキッカーは
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正確に決める。(1ー1)

2人目
ここで有言実行の彼の実力が発揮されます。
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相手選手が蹴ったコースを読んでナイスセーブ。
2人目のキッカーは
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昨年の新人戦では失敗をしてしまった経験を持つ。
選手達は彼をいじりながら送り出す。
お母さん心臓飛び出とるやろなぁ。
と隣から聞こえてくる中。

ポストに当たりながらも逆サイドのネットに突き刺さる。
たまたま脇からボールが出ていってしまったので見ている方からしたらヒヤヒヤものだったかもしれない。
お母さんの声がベンチに聞こえてくるぐらいの歓声???悲鳴???で「入った???」という声が聞こえてくる。
2人目が終わって1ー2。

3人目は先に相手キッカーが決めてうちは
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これまた確実に決める。(2ー3)

4人目も先に相手キッカーが決めてうちは途中出場の
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これまた確実に決める。(3ー4)

5人目は先に相手キッカーが決めて、うちは何と先程ナイスセーブを見せてくれた
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落ちついて確実に決める。
PK戦で勝ちました。
2日間同じ相手と公式戦でやるなんてなかなか出来る経験ではなかったが、選手全員が諦めずに戦ってくれた結果だと思います。
そしてチームとしても成長させて頂きました。
この勝負強さは何やろと首をかしげてしまうぐらいでした。

9位決定戦2回戦の対戦相手は京都府のVervent京都FC。
Vervent京都FCさんはクラブ選手権京都府大会で優勝した強豪チーム。

3日間で5試合目。疲労の度合いが濃くなってきます。
それは全チーム共通している事。
たたうちの選手はこの後お楽しみがあるせいか、妙に元気!?
お楽しみとは・・・。
その前にグランドできっちりやってもらいましょう。

試合前半から相手が引き気味でボールを持たせて貰える時間が多いが、肝心な所でミスが重なりなかなかシュートまで行けない。
逆にうちのミスを狙ってシンプルに前にいるターゲットマンにボールを当てるが、疲れからかサポートが少なく単発な攻撃が目立つ。
そんな膠着状態で前半無得点で終わろうとしていた所に
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またしても自分の特徴を生かしてゴールを決める。
右サイドをドリブルで仕掛けてペナルティーエリアに入った所で右足を振り抜いてゴールに突き刺す。(1ー0)
今大会5試合目にして先制点を奪う。
そのまま前半はを終了する。

後半はメンバー変更をしていつもやっていない組み合わせでの戦いではあった。
相手チームも徐々に前がかりになってきて難しい試合になってきたが、GKとディフェンスライン中心に体を張って守り切る。
そんな中でボール奪って前線でターゲットになっていた
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が相手ディフェンスとの接触で足を痛めてしまう。
ここで途中交代。
今大会無得点でこの試合に意気込んでいただけに残念ではあった。

後半はお互い疲れもあり鋭さ、精度に欠ける試合になってしまった感じがしました。
カップ戦では仕方のない事。
そんな中でボールを失わないように時間を使って戦えたと思います。
試合はそのまま1ー0で終える。
今大会初の無失点ゲーム。

ここまで3勝(1PK勝含む)2分。
5試合やって負けていません。
ホント選手たちのHumanpowerが発揮できていると思います。
色々な事を考えるとよく戦ってくれたと思います。

試合後は3日間の疲労もありアイシングが欠かせません。
半数近くの選手が体の何処かにアイシングを行っていました。
3日間の連戦で疲労がピークに来ている証拠です。

この日の夕食は北信越デベロップカップ準決勝の試合前に私が約束してしまった事を実現する事に。
旅館さんに教えて頂いて行ってきました。
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連戦の疲れは何処へやら?
はしゃぎまくりながらお好み焼き、ネギ焼き、焼きそばを食べまくっています。
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監督は急遽アウパに視察に来て頂いた大阪の方からのお誘いの為欠場となりました。
そのせいか分かりませんが、だいぶ楽しんでいる様子でした。
サッカーだけやっていたらなかなかリラックス出来る時間がありません。
こういう息抜きの時間も大事かなって思います。
メリハリつけて明日は臨んでほしいですね。

最終日の様子はまた機会を見て投稿させて頂きます。

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