スタッフの鳥居です。
松葉杖やすしと言われているみたいですが、鳥居靖ですのでくれぐれもお間違えなく。
予選リーグ第2戦の相手は三重県のヴィアティン北勢フットボールクラブ。
今年度クラブ選手権三重県大会優勝、三重県リーグではダントツの首位を走る強豪チーム。
トップチームはJリーグを目指していて下部組織を充実させようとしているチーム。
開始早々から相手チームのペースで試合が進む。
立ち上がりのうちの入りの悪さを見逃さず攻勢をかけてくる。
前半5分相手のコーナーキックからヘディングで合わせられこの試合も先制点を奪われてしまう。(0ー1)
このままズルズル行きかねない状態を打開したのは
勝負所では確実に顔を出すチームの得点源。
前半7分、ディフェンスからのパスをセンターサークル内で相手センターバックの間で受けて50メートルドリブルしてペナルティーエリア内で倒されて(ファウルかは微妙だっだが・・・吹いたならファールした選手は退場やろって思いましたが・・・)PKを獲得!!
キッカーは
昨日に引き続き確実に決めて1ー1の同点に追いつく。(記録上はPKの得点は前半8分)
前半のチャンスはこの1回のみ。なかなか思うようにボールも持たせてもらえなかったですね。
ここで落ち着きを取り戻したい所ではあったが、このレベルに来ると思うようにやらせてくれません。
前半13分リオペードラの右サイドを崩され、またしても失点を喫してしまい1ー2となる。
その後も相手の猛攻は続き決定的なチャンスを作られるも相手のミスもあったが、GKとディフェンスラインを中心に守備で耐える時間が続くがゴールを割らせずに前半を1ー2で折り返す。
監督も珍しく相手を称賛するコメントを発していた。
「普通に強い。ちょっと厳しいかなぁ」と。
いつも強気な監督からネガティブなコメントが出たが、そんなコメントを吹き消すようなミラクルがこのあと繰り広げられるとは誰が予想したか・・・
後半も相変わらずの試合展開でスタートする。だが徐々にリオペードラの守備がはまり始めて、ヴィアティンさんの攻撃が徐々に手詰まりの状態になって来る。
そんな我慢比べの時間帯が長く続きます。
負ければ決勝トーナメントへの望みは絶たれるだけに、何としてもまずは同点に追いつきたい所。
ここから昨日に引き続き彼らのhumanpowerで北信越デベロップカップ準決勝で見せた終盤での勝負強さをまたも披露する事になる。
もはやお家芸と言ったらいいのか?
相手右サイドの選手が中盤の選手にパスをしたボールをパスカットを狙っていた
見事にパスカットに成功し相手GKと1対1となり、冷静にゴールに流し込んで2ー2の同点に追いつく。
彼の所にチャンスが舞い降りてくるのは偶然ではないなと。神様がくれたゴールなのかなって。
まあここまではよくある事だが、ここから更なる劇的なドラマが起きようとは誰が予想したか。
ヴィアティンさんのベンチからディフェンスラインで繋がないような指示が出てGKも簡単にロングキックで対応する時間が続いた。
それを狙っていたのは
チーム1のリオらしくないプレーヤーではあるが、ここぞという場面では持ち味であるスピードとパワーでチームの窮地を救ってきた選手。
ここで彼らしい泥臭いゴールがこの試合を決めるゴールとなる。
相手GKがビルドアップしようとして蹴ったボールに捨て身で向かって行ったら背中に当たりそのまま無人のゴールに吸い込まれてついに3ー2の逆転に成功する。
残り数分の猛攻を凌ぎ切り3ー2で試合終了の笛を聞く事となる。
こんなミラクルが起きるとは誰が予想したか。
なかなか負けないチームになってきたなぁと思いました。
まさに神様がくれたゴールでした。
連日多くの保護者並びにサポーターの皆様の熱い応援には選手、スタッフ一同感謝しております。
ヴィアティンさんはチームとしてボールを動かしてくるチームでした。
北信越デベロップカップで対戦したアルビレックス新潟さんとタイプは似多様なチームでした。
対戦してみて質ではヴィアティンさんの方が高く1人個人で打開する選手がいて、リオペードラよりひと回り能力が高いチームでした。
ここで予選リーグ2戦を終わっての順位は
Riopedra加賀FCUー15 勝点4 +1
ヴイアティン北勢フットボールクラブ 勝点3 +1
大阪市ジュネッスフットボールクラブ 勝点2 0
川上フットボールクラブ 勝点1 -2
2試合の結果で第3戦に勝てば決勝トーナメント進出が決まります。
予選リーグ第3戦の相手は大阪府の川上フットボールクラブ。
川上フットボールクラブさんはクラブ選手権大阪府大会準優勝チーム。
クラブ創設30年以上の歴史のあるクラブチームです。
この試合ここまで出場機会の少なかった2人の選手が今大会初のスターティングメンバー入りしました。
ちょっと見づらいですが、奥の13番の選手です。
試合後に聞いたのですが、この選手は試合中に相手チームの選手が全員虎に見えたみたいです。
ホンマ何言ってるんやって感じですよね。
また違ったタイプの相手で、非常に癖のあるやりづらいチームでした。
今大会初の1日2試合目の戦い。
2試合目と言えばクラブ選手権県大会のツエーゲン津幡戦、北信越デベロップカップのアルビレックス新潟戦と苦手としている所。
でも今回は関係ありませんでした。
特に後半は相手チームより動けていました。
前半はお互い探り合いの試合展開が続く。
見ている方にとってもやきもきするような試合展開だったと勝手に思っています。
体力勝負に持っていかれたら分が悪いのは承知の上。
いかに体力消耗しないで後半の勝負所に持ち込めるか?
これもサッカーの試合で戦っていくには必要な事。
また勉強させて頂きました。
ボールを持つものの細かい所の精度を欠く。
なかなかリオペードラらしい試合が出来ずに前半両チーム無得点で終える。
隣のコートで行われていたもう一つの試合。
大阪市ジュネッスフットボールクラブvsヴィアティン北勢フットボールクラブの試合も両チーム無得点という情報がハーフタイム中に入ってきた。
後半は立ち上がりはリオペードラのペースで始まるが、またしても先制点を与えてしまう。
後半5分、ペナルティーエリア内で、相手チームのドリブルに対して倒してしまいPKを与えてしまう。
このチャンスを確実に決められてしまう。(0ー1)
ほぼ同じ時間に隣のコートでは大阪市ジュネッスフットボールクラブさんが1点を取る。
決勝トーナメントに上がるには1点が必要になった。
取られ方が悪かった為に流れが悪くなるかと思っていたら、すぐにチャンスが訪れる。決めたのは先程の試合のヒーロー??
後半10分、ペナルティーアーク付近で自チームの選手がヘディングで反らしたボールを、相手チームのクリアーしきれずに転がってきたボールを右足で振り抜いてゴールに突き刺す。(1ー1)
この後もシュートを打つがクロスバーを叩いたり、GKと1対1のシーンを作るが決めきれず。
引き分ければ最下位が決まる川上FCさんも前線にターゲットマンを置いて攻撃を試みようとしてくる。
リオペードラのディフェンスラインも集中して対応し、川上FCさんの攻撃の芽を積んでいく。
先程見せたミラクルが起きるか!?
アディショナルタイム3分。
と思っていた所にまたしてもアディショナルタイムにビックチャンスが訪れる。
またしてもGKと1対1。(自分の時計は37分30秒でした。)
これを決めれば決勝ドリブルトーナメント進出が決まると思っていたら・・・。
シュートはキーパーの正面。
慎重になってしまったのか?
ここでタイムアップ。
隣のコートでは3ー0で大阪市ジュネッスフットボールクラブさんが勝ったと情報が入る。
上記の結果1勝2分で予選リーグ第2位となりました。
各リーグの2位のチームの成績次第では決勝トーナメント進出がありました。
しかしあと1歩の所で決勝トーナメント進出ならず。
今大会は勝ち点1に泣く事になりました。
勝負の世界甘くはありませんでしたが、神様はまたもいたずらをしてくれました。
この続きはまたの機会に投稿します。
あっ・・・主役!?いないと思ったらカメラマンとして大活躍でした。いつもいい写真を撮ってくれています。感謝感謝。