こんにちは!
リオペードラ加賀の福島です。
ご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、クラブユース選手権では加賀、グランヂ共に、チームとしても個人としても多くの成長を感じました。
そして熱くなる、感動する戦いを見せてもらいました。
選手には本当に感謝しかありません!
その時の様子は、また次回お伝えしたいと思います。(乞うご期待!)
中学生の悩み
さて、今回は部活と勉強の両立について書きたいと思います。
夏休み前のこの時期にもなると、三年生は進路や受験のことで悩みを抱える選手が少しずつ増えてきます。
『サッカーばっかりやってないで、もっと勉強しなさいと親や先生に言われる』
『自分の目指す高校と親の勧める高校が違う』
『部活の子はもう引退してる子も多くてなんだか焦る、自分はこのままサッカーを続けていいのだろうか?』などなど。
どれもリオの先輩達がもれなく全員通ってきた道です(自分を含む)。
一人で悶々と悩むのもたまにはいいけれど、クラブの三者面談で、解決の糸口が見つかることもあると思います。(ご希望の方はお問い合わせください)
二兎を追う者は一兎をも得ず
【二兎を追う者は一兎をも得ず】
欲を出して同時に二つのことを上手くやろうとして、どちらも失敗すること。
部活動をしながらだと、受験はうまくいかない・・・。サッカーをやっていると勉強に集中できない・・・。
果たして本当にそうでしょうか!?
一番良いのは、二兎を追って二兎とも得ることです。
サッカーと勉強を両立させるために
『サッカーと受験勉強の両立なんて、そんなのできるわけないじゃん・・・。』
いやいや、リオのOB、OGでサッカーを頑張りながら、自分の行きたい志望校に合格した選手はたくさんいます。
実際、むしろ途中で辞めた子よりも合格率は高いと思います。
なぜ、その子達は二兎も三兎も得ることができたのでしょうか。
目標設定ができている
まず一番大事なのが、目標がはっきりと明確になっていること。
自分がどうなりたいのか、どの高校に行きたいのか、そこで何をしたいのか目標を立てることが大事です。
そのためには自分が何をしなければいけないのかを、最終目標から逆算して考えているのです。
サッカーだと、あんな選手になりたい、リーグ戦で優勝したい、プロになりたい、なら自分はどうするべきか?
勉強面だと、テストで何点とりたい、あの高校に行きたい、この科目を強化したい、なら自分はどうするべきか?
塾で勉強する日、サッカーをやってから家で勉強する日、移動中だって勉強時間です。
目標を達成するためには、ダラダラしている暇なんてないことに気付きます。
自分のことは、自分で決める
先ほどの目標設定もそうですが、自分で決断することは大切です。
『先生に言われたから』
『親に言われたから』
というよく耳にするフレーズ。
相談やアドバイスをもらいに行くことは非常にいいことですが、鵜呑みにせず、流されず、自分の気持ちを大事にしながら最終的に自分で決断できるようになってほしいですね。
たった一度きりの自分の人生の選択を、人のせいにして後悔することのないように。
周りに何を言われてもブレない熱意と忍耐力
例えば、『テストの点が低いから、サッカーやめて勉強に集中しろ』と言われるのが嫌なら、言わせないくらいの点をとるしかありません。
自分がやるしか、変わるしかないのです。
先生も親も何も意地悪でやめろと言っているわけではなく、心配しての言葉です。
サッカーも勉強も手を抜かず真剣に取り組む姿を見せていれば、きっとその目標を応援してくれるはず。
選手には、学校に行けていること、大好きなサッカーができていること、感謝の気持ちを忘れずに、何事も真剣に取り組んでもらいたいと思います。
最後までやりきった時の達成感
サッカーと勉強を両立は決して簡単なことではありません。
自分も昔経験しているからこそ、練習が終わるとクタクタで、勉強に集中できなくて投げ出したくなる気持ちもわかります。
それでもなんとか二つとも頑張れる計画を立てて、母親と毎日のように喧嘩しながら、最後までやりきった時の達成感は今でも覚えています。
中学三年生は残りわずか数ヶ月。
サッカーと勉強を両立し最後まで続けること、自分の志望校に見事合格すること、目指してほしいと思います。