スタッフの鳥居です。
公式戦が始まりましたね。
公式戦で審判がいなくては試合が成り立ちません。
よく審判をしていて思うことが手の正しい使い方について。
落下地点に入る為、ボールを奪う為にポジション取りをする時に正しい手の使い方をしていればいいのですが、審判をしていて間違った使い方をしている選手を見ていると、とても残念に思います。
よく言われるのが、周りを把握する為に使う手はいいのだが、前に行かれない為にユニフォームを引っ張る行為が多く見受けられます。
それは周りを把握する為の添い手ではありません。
間違った知識が染み付いていると癖のように手を使う選手もいます。
何年か前にJリーグ選手向け、審判員向けに作られたスタンダード映像を見ていて、手の不正使用という項目の画像が出てきました。
画像に出てきて不正に使っている選手は何回もその事例に登場します。
ホント癖になっているような手に感じたのを今でも覚えています。
癖って大人になってから直すのはかなり難しいなって思うと同時に、選手寿命を縮めてしまう要因かなって思います。
間違った癖を正すのは時間がかかります。
何事もそうですが正しい習慣を身につけられるようになってもらいたいものです。
自分が千葉にいた頃に審判で一緒に組ませて頂いた、日本人審判員の第一人者西村雄一さんです。今回のワールドカップでも審判員として参加されます。