こんにちは!先日ぎっくり腰というとんでもないびっくりに遭遇してしまった河端です。
気持ちの良い晴れた朝。仕事へ向かおうと車に乗り込む刹那。
むずむずしていた鼻のストレスを一気に開放すべくくしゃみ一発!
バキ!
本当はこんな音していないのだろうが、走る衝撃!
崩れ落ちる河端!
「あんちゃん大丈夫かいね?!」びっくりする道行くおばちゃん。
「おはようございます!大丈夫です!」震える声で対応する河端。いかなる時も挨拶は欠かしません!
しかし!!立ち上がれません。というか痛いので力が入りません!何とか痛みをこらえ車内で休憩。
その日は一日活動停止・・・
翌日から、泣くほどの痛みをこらえ、「う○こ我慢してるの?」という誤解を生みながら変な歩行で仕事を全うしました!
今だから言える。
仕事なのでやらなければいけないので出社することは当然といえば当然なのですが、こんな自分を褒めてやりたいと思いました。
初めて自分を自分で褒めてやりたいと思います。
あの痛みと衝撃は経験したものにしかわかりませんね・・・僕は腰が爆発したのかと思いましたよ。
痛みはズキンズキンとかジワーとかチクチクという言葉では表現できません。あえて言うなら
こんな感じでしょうか。ひたすらドン!ドン!!とド突かれている気分です。
癖にならないことだけ祈ります・・・
さて、今日の喜ですが先月の出来事です。
指導者やってて子供達が上達することはもちろん喜びの一つなのですが、その日の出来事はそれ以上に嬉しい出来事でした。
どちらかというとこういった出来事を増やしてやるのが我々の成すべきことだろうと感じた出来事です。
北信越ガールズエイト当日。初日は1敗1分けで日程を終え、思うことも満足に出来なかった様子で納得がいっていないご様子の彼女達。
その日は最後にJFAの方によるサッカークリニックに選手が参加する為我々指導者が手が空いてしまうので、その間にポイントゲットのために別会場で行われる講習会に参加することに。(指導者資格を継続させる為に研修会や指導などを行ってポイントを稼がないといけません。)
予定ではクリニック時間内に開始&終了だったのですが、やはり「予定は未定」案の定遅れてしまい、クリニック会場の彼女達が待ちぼうけ状態に!
当日バスで会場入りしていた為、石川県内の他チームのコーチの車で別会場まで移動させてもらっていたのでお互いのチームの子達が待ちぼうけ状態に!
しかも会場のゲートが5時30分で閉まるよ!急いで!と講習会会場の大会関係者に5時40分に教えられる。
ん?
もう駄目じゃね?
車内の会話
シュート(以下シ)「こんなバタバタ嫌ですね~」
Aコーチ(以下A)「本当ですよ!でもウチのチームは会場に保護者が来ているから何とかなるけどリオさんは大変ですね」
Bコーチ(以下B)「そうやね!リオさんは選手とコーチだけやもんね~」
シ「そうなんですよ。基本は保護者の方々は応援に専念してもらって、手助けやサイドコーチングは一切お断りしてるんでね~」
A「ウチもそうしたいけど、どうしても手をかけてしまう保護者の人おるんですよ~」
B「それが子供の為って思って信じている人ね」
A「失敗させたくない。恥ずかしい思いさせたくないって気持ちはわかるんやけどね」
シ「それが子供の成長にとってどれだけ妨げになっているのか気付いていないんでしょうね」
B「だから石川だけじゃないけど、保護者の親がいっぱい指示出してるしね!」
2日間行われた試合はサイドコーチングの嵐。コーチだけならまだしも応援している親が「○番の子マークしなさい!」「蹴れ!走れ!」「〇〇ちゃんにパスしろ!」など親が我が子の所属しているチームの子供達を声でコントロールしている姿がよく観られた。というかリオと1.2チームを除いて誰が試合してるの?って様子でした。
シ「ありましたね。本音言うと保護者の人たちがどれだけサッカー知ってるの?っていう話ですね。子供の方が柔軟で面白いアイディア持ってることなんてざらにあることなのに・・・」
A「しまいにゃ【俺の指示が良かったから】とか言う親もいるしね。笑」
この日を観るだけでも確実にリオの保護者の方たちの「スポーツを観る」ということのレベルの高さが伺えた日でした。当然良いプレーは賞賛するし、頑張れ!などの声援もあった中でのマナーを守った応援。ガールズだけでなく他のカテゴリーでも質の高い応援は良いな!と思います。
B「あとちょっとで着きます!」
A「こういう時に保護者がいると帰る段取りとってくれているし助かりますよね」
シ「ウチの子達にはそういうところも感じて先に動いててほしいんですよ~」
B「無理じゃないですかぁ?小学生でそろそろコーチ帰ってくるから帰る準備しようってなかなかいないですよ」
シ「言われてやっているようじゃ中学生になっても出来やしませんからね。今のうちから言っておかないと!まぁ準備してなかったら一度注意して明日の様子を確認しますよ。」
A「理想はそうですね~」
シ「常に高い理想を求めないとね。今日は用意をして鍵の閉まったバスの横で待っている!ここまで出来てりゃ80点ですね。笑」
B「100点は?」
シ「僕の喜ぶサプライズを用意していたら100点です。やって当然のことやって100点やってるんじゃ学校と一緒だと思うんで。なので何が100点になるか僕自身もわかりません。笑」
A「まぁ小学生だけなら着替えてれば100点もんですよ。たぶんウチならユニのまま遊んでますから。笑」
そして到着。案の定Aさんのチームは保護者の方が選手のために一生懸命にお片づけ中。当の選手達は遊んでました。
B「こんなもんですよ。リオさんとこもバスの横まではいませんでしたね。」
その言葉通りバスの横に荷物も選手の姿もなく残念な予想通り
と!!その時!
「コーチィィ!」
と声と共に現れる選手達!
着替えて!
手には自分の荷物&チームの荷物!そして僕の荷物!!
大会で用意してくださったテントはバッチリきれいに!!!
そして!!!!
さっきまで会話していたAコーチ、Bコーチの前を通り過ぎるという完璧すぎる見せつけ!(本人達はただ真っ直ぐバスに向かっているだけ)
仕上げにこの河端によるAコーチ、Bコーチに送迎のお礼とご挨拶!!!!!
シ「送っていただきありがとうございました!また明日もお互い頑張りましょう!!」(爽やかに!あえてさっきの会話のことは触れない)
100点や・・・
いや!
120点や!!
コーチやってて良かったと思ったランキング年間グランプリ受賞はほぼ間違いありません。少なくともガールズ部門での受賞は確実に!
見くびるな!家電の進歩と選手の成長ぉぉぉぉぉぉぉ!!
こういう機会をもっともっと増やしてやろうと思った一日でした。どうしても皆様にお知らせしたく書かせていただきました!長文にも関わらず最後までご拝読ありがとうございました!