遅くなりました!あけましておめでとうございます!スタッフの河端です。
今年も選手と共に大きく成長できる飛躍の年にしていこうと思います!よろしくお願いしますm(‐_‐)mさて、2014年を向かえましたが皆様はどうお過ごしだったでしょうか?
2013年最後の練習の時に選手には
「これからの休みの間にどう過ごすのかが非常に大事だ。周りがどうこうではなく、自分の為にどこまでやれるかだぞ」
と伝えました。自分も毎年必ずこの休み期間はほぼ毎日ボールを蹴っていました。
考えればわかることです。年末年始は高校サッカー選手権やってたりします。各県の代表がしのぎを削ってやっています。
県予選で敗れた高校生が
こたつでみかん食って過ごしてたら、そりゃ来年の結果もわかるでしょ?
自分を高めるのに時期や季節は関係ないんです。そんなものに振り回されていてはいけないし、振り回されているようならばサッカー小僧・少女の道は果てしなく遠いものです。
さて選手権ということですが、私河端はお勉強ということで静岡県に行ってまいりました。
え?東京じゃないのって?
知ってました?女子の選手権もあることを!
レベルは正直まだまだ。地域によってバラつきもありました。
初日に会場内で迷ってしまい、意図的にうっかり関係者通路に入ってしまいウロウロしてたら、とても愛想よく女性が
「おはようございます!よろしくお願いします!!」
と声をかけてきてくれました。挨拶は誰にされても気持ちのいいものだと自分で改めて体感できたのでリオの選手達にも伝えていこうと思います。
会場裏では選手の張り詰めた空気や緊張がビシビシと伝わって来ましたし、競技レベルはどうあれ雰囲気はやはり選手権だなという感じでした。
レベルは先ほどもお伝えしたとおりまだまだです。女子選手権はインターネットですべての試合を閲覧できますので検索してみてください!
会場には佐々木監督もおいでになっていたようで新たに日本代表の発掘に来られているとのことでした。そういう意味では女子は若いうちからフル代表を狙えるカテゴリーだし、現在指導している子達にもそういったチャンスが案外近いところに転がっていることを認識してもらって、気を引き締めて今後に臨んで貰いたいものです。
なでしこフィーバーによりここまでメディアへの露出が増え、競技レベルは昔と比べかなり上がっている(らしい)ので、一見すると女子もサッカーの競技人口は増えているように見えます。
増えてはいます・・・
一部ではね!!!
実際広島や静岡、関西、関東では上昇傾向にあるそうですが、それ以外の地域はそうではありません。
実際に高校選手権に出場している選手もその辺の地域の出身選手が県外に出て出場していることが多いそうです。
一般的に言われる「なでしこ現象」はそれ以外の地域にとってはまやかしもいいとこです。
JFAの方にも本当に言いたい。まだ普及から強化へのシフトは難しい地域が多すぎる!
先に結果が出てしまった故にしょうがない部分もあるかとは思うが、このままでは女子サッカー不毛の地が多すぎるし、その地域出身の子供達のサッカー環境が整っていなさ過ぎる現状。
地域ごとの指導の質の壁や女子の競技人口の数の壁、各県でのメディアの質の差など様々なをクリアしていかなくちゃいけないなと思います。
JFA関係者の方いかがでしょうか!?
特に思うのが観客の差でした。すべて観客席からの観覧だったので全国に出る各高校の「親御さん」が酷かった。
テニスのクルム伊達選手が観客のレベルが世界レベルまで達していないことに苛立ちを覚えていましたが、似たような感じです。
審判へのクレーム・相手選手への罵倒や質の悪い発言・味方選手への監督でもコーチでもないのに指示を出すただのお父さん(笑)
スポーツは本来良いプレーにはたとえ相手選手であろうが賛辞を送り、失敗は選手がチャレンジした結果なので観客がため息をつくものではない。
この辺のスポーツレベルから上げていかないと選手が気持ちよくプレーする為の環境って出来てこないと思いました。
静岡では女子選手権の結果も放送するんだなーってテレビを眺めていたら初日の朝挨拶してきた女性がテレビに出ているではありませんか?!
なるほど・・・小島瑠璃子ね・・・
応援しようじゃないか!!